レポート■みずのもり2014その9 イベントの入り口
9月 10th, 2014 / suisei
みずのもりチャリティ2014年6月22日(日)14:00~東久留米市役所屋内プラザ
◆その9 イベントの入り口
レポートその9は、イベントに訪れた方々がふれていく、受付、企画のテーマなどをお伝えします。
チャリティとは、何らかの目的に対して、支援活動などを行うことです。その源は、ひとの想いで、それを表す言葉は様々です。
私共のこのイベントは、東日本大震災で犠牲となった方々を悼み、被災地の復興のために、何かできることを、というチャリティです。そのサブタイトルを、「東日本大震災からの復興を願う」としました。
会場入り口では、このタイトルと、演目を手書きにして、皆様をお迎えしました。書いてくれたのは、メンバーを応援するHさんです。
このタイトルは、昨年までは、「東日本大震災復興支援」としていました。その言葉が、必要でもあり、けれど、何となく違和感を覚えて、それでも使ってきました。震災から3年が経ち、イベントが4回目を迎えて初めて、これを、変えました。やっと気づいたのか、という感じです。
チャリティが支援であることは、やはりそれが実質だと思います。被災地の抱える現実は、その地にいて、その立場にある方々にしか、わからないことが多くあります。離れた地で、目の前の日常に追われながら、被災地を考えた時、何かできることをすることは、「支援する」「助ける」ことであるのは、事実です。きれいごとは言えず、これが現実なのだと思います。
その中にあってなお、このことを考えた時、どれだけ震災のことを、自分のこととして考えられるか、感じられるかを、問い続けなければと思いました。それが、支援という言葉を外し、復興を願って、何かをする、というよびかけになりました。小さなことかもしれませんが、少しでも、同じ足元から考えられる気がするのでした。
会場の外から見える看板は、昨年使った、フライヤー用テキストを、拡大コピーをして頂いたものを使いました。忙しい中で使ってしまいましたが、ここでは、昨年までのタイトルがあります。
このチャリティは、もうひとつ大きなコンセプト、「Forget-Me-Nots 私たちができる もう一つのこと」から企画されています。日々、世界各地に起こってしまう哀しい出来事。その中にあって、たったひとつずつのことしか、チャリティとはできないものだと思います。ただ、それが、多くのひとに広がり、誰かの声を、誰かが聞いていることで、何とか助け合っていくことができるのではと思います。そのポスターが、受付にあります。
プログラムは、今年は用紙を小さくして、カラーにしました。載せたいことが沢山ありましたが、何とかスペースに納め、見やすいものにしないといけません。いかがだったでしょうか。会場の皆様と歌う曲の、歌詞カードも入っています。
義援金に加えるために、カード類の販売をさせて頂きました。
ボールペン画の桜井順一氏に制作して頂きました、イメージカード。(隣にあるのは今回のフライヤー。)
すいせい、という会の名前からの繋がりで、作って頂きました、星のカード。
これらが並べられています。勝って下さった方々、制作者のご協力に感謝致します。
受付を通り、展示の空間に包まれ、そしてステージに向かい。
そこで、皆さんのパフォーマンスが生まれたのでした。
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