レポート■みずのもり2014その1 イベントの始まり(ご挨拶など)
9月 10th, 2014 / suisei
みずのもりチャリティ2014年6月22日(日)14:00~東久留米市役所屋内プラザ
◆その1 イベントの始まり(ご挨拶など)
このイベントも第4回を数えることとなりました。復興が進めば、いつかこのイベントは名前を変えて、新しい姿になるはずです。早くその日が来ることを願っています。 レポートその1は、開会にあたって、頂いたご挨拶の風景などをお届けします。
さて、今年の翠清は、サクソフォン近藤敬行と、ピアノ藤光直美が担当させて頂きました。司会は、全て近藤に任せて、藤光は皆様のピアノ伴奏と、ステージスタッフをさせて頂きました。展示など、全体の取りまとめは、実行委員長の佐藤慎次さんに、お願いしました。佐藤さんには、この初回からこの役をお願いしております。開演に先立ちまして、まずは佐藤さんにご挨拶をお願いしました。 佐藤さんは、度々被災地を訪れていらっしゃいます。最近でも、まだ進まない復興に対して、様々な実感をお持ちだと思います。東京での、こうしたイベントの役割とは、やはり3.11を忘れないということ、それを伝えるためにもあるのだと、仰って下さいました。佐藤さんには、この後フルートの演奏でも参加して頂きました。 続いては、ご後援をお願いした、東久留米市赤十字奉仕団の委員長、神藤寿男さんにお願い致しました。 赤十字奉仕団は、日本赤十字社の東京都支部で、地域の皆様が、できる時にできる形で、奉仕の活動をしていらっしゃるとのことです。その活動は、日本国内に留まらず、世界の様々な地での災害や問題と繋がるものです。 私達は、日々、様々な地で起こってしまう哀しい出来事に、どのように向き合ったらよいのか、悩んでしまうものです。その答えはなかなかでないものですが、東久留米赤十字奉仕団の皆様とは、そこにいらっしゃる方々との繋がりがあり、それがこのイベントを支えて下さってきました。 神藤さんは、私達の「Forget-Me-Nots 私たちができる もう一つのこと」というチャリティの理念にも触れて下さり、このささやかさな活動に、勇気を与えて下さいました。当日は、奉仕団の皆様に、ステージの音響と、セッティングのスタッフをお願いすることができました。心強かったです。 この、大切なお二人のお言葉を頂いたあと、いよいよ開演となります。 それに先立ち、震災で犠牲になられた方々を悼み、黙祷を捧げました。静かな祈りの時となりました。 その後、演奏が始まるのですが、それは次のレポートにて。 1つめの演目のあとに、被災地支援活動の方々からのお言葉を頂きました。 石巻応援プロジェクト「まきくる」さんです。このイベントには2回めのご参加を頂きました。 石巻のまき、と東久留米のくる、ですね。東久留米で布を集めて、石巻の方々が布草履を作ります。それを、東久留米で販売して、石巻に届けるという活動です。展示のレポートで、その美しい作品をお知らせします。ひとつずつ心がこもった、たったひとつの作品。足になじんで、ここちよい草履です。その活動をするにあたっての想いや、石巻の皆様への感謝の気持ちが語られました。被災地を訪れる時に、その被災された方々から、温かいお気持ちを頂くのだそうです。 打ち合わせの際、代表の方からも、心に問いかけるお話しをいくつか伺いました。短い時間にも、ひとつひとつ、大切なものが散りばめられています。それをどのように受け止めて、形にしていくかということが、復興への一歩なのだと思いました。
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