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レポート■みずのもり2014その6 ソリスト集

9月 10th, 2014 / suisei

みずのもりチャリティ2014年6月22日(日)14:00~東久留米市役所屋内プラザ

◆その6 ソリスト集

レポートその6は、ソリストの皆さんの様子をお届けします。

ソリストの方には、主に第2部で演奏して頂きました。

01小出さん

04鈴木さん05原田さん07近藤

まずは、テノール小出亘さん。

02小出さん

私達のチャリティ企画、Forget-Me-Nots わすれな草。それにちなんだ曲を、歌って頂きました。

イタリア語では、Non Ti Scordar Di Me といいます。その名をタイトルにした曲。

わすれな草にやさしく語りかけ、自分のもとを去っていく恋人への想いを歌います。それを自然になぞらえ、美しいことばの中で、強くやさしく歌い上げます。わすれな草は、小さく、うすいブルーの花ですが、小出さんは、ステージで鮮やかな色の花束を持って、歌って下さいました。

もう一曲、Moon Riverを。皆様のよくご存知の曲を、歌い上げて下さいました。この曲の歌詞には、なかなか力強いメッセージがあります。それを伝えたいエネルギーが、あふれていた演奏でした。

小出さんには、実は朝一番から、設営スタッフ、ステージスタッフまでお願いしていて、それをこなしながらの演奏でした。多くの方々にご協力頂いたコンサートでしたが、この場をお借りして、感謝申し上げたいと思います。

続いては、尺八の鈴木寿童さん。

03鈴木さん和服姿も本当に素敵です。そして、それ以上に、このステージで演奏して頂けたことに、感激しております。この企画は、チャリティの想いから、プロの方もアマチュアの方も、同じ舞台にあがるものとなっております。その中で、日本郷土民謡協会公認教授でいらっしゃる先生に、演奏して頂くことができました。先生が、東久留米に住んでおられて、以前のみずのもりコンサートに偶然いらして下さったこと、受付にお声をかけて下さったことなど、ご縁が重なってのご出演となりました。打ち合わせの時には、厚い譜面をお持ちになり、時間さえあれば、いくらでも、と仰って下さいました。そして、被災地との繋がり、想いにも、深いものがありました。

演奏して下さったのは、米節(宮城)/酒造祝い唄(灘)/大黒舞(秋田)。

最後の曲は、自然と手拍子が湧き、日本古来の音楽が、私達に訴えるものを、強く感じました。

さらに続いては、翠清から、サクソフォン近藤敬行と、ピアノ藤光直美で。

08近藤第1部の最後にも演奏させて頂きましたが、ここでは、ミヨーのスカラムーシュより、第2・3楽章を。

このイベントの初回から、企画作りと、当日スタッフ、司会、演奏と、ハードな一日を共にしてきました。それに取り組めるのは、この日の意味を、大切に感じているからかなと思います。そして、やはり演奏できることが幸せなのだと、改めて思います。

ソリスト集の最後は、サクソフォン原田実苗さん。

06原田さんこの方がいたからこそ、福島との繋がりを、もつことができました。モアレ・サクソフォン・アンサンブルの一員である原田さん。藤光は、長い年月にわたって、大切な繋がりがあって、それはなかなか語り尽くせません!今年はソロも、と言って下さったのですが、それは願っていたことでもありました。

曲は、今年、最も知られた曲の一つ、Let It Goありのままで(アナと雪の女王より)。伴奏合わせの時に、語られたこの曲への想い、それが、皆様にお届けできていたら、本当に嬉しいです。優しい中に、強い意志があること。それは、多くの出来事の中で、大切な、私達の在り方なのかもしれません。心に残るステージを、ご一緒することができました。

プログラムから

◆小出亘 テノール
Non Ti Scordar Di Me(わすれな草)
Moon River

岩手県、宮城県、福島県へボランティアに行きました。まだまだ大変な状況です。たくさんの方が自宅に帰るめどもつかず苦しんでいます。「忘れられるのが怖い」
仮設住宅の集会室で「北国の春」を歌うと号泣している女性。こちらも涙が止まりません。
辛さを「分かる」などとは言えないけど、忘れないで自分にできることをしようと思います。

◆鈴木寿童 尺八
米節(宮城)
酒造祝い唄(灘)
大黒舞(秋田)
市役所で、コンサートを開いてきたことで、ご縁ができました。「東久留米で何かできれば」というひとことを、嬉しく思っております。(藤光)

◆原田実苗 サクソフォン

Let It Go「アナと雪の女王」より

美しい山々の上にはほんとうの空。
地元を離れて20年以上経ちますが、いつも心には大好きなふるさと、福島があります。

震災から3年以上経つというのに福島原発の事故は未だ収束にはほど遠く…。
気持ちばかりで何も出来ませんが、今も厳しい状況が続いているのだという事を忘れず、福島の、東北の復興を祈り続けます。

◆翠清 SUISEI
近藤敬行 サクソフォン 藤光直美 ピアノ
震災から3年が経ちました。復興に向けてまだまだ課題は山積みのようです。今日のコンサートをきっかけに自分に出来ることを模索していきたいと思います。
被災地の方々が心から笑顔で安心して暮らせる日が来ますように…。(近藤)

 

↓みずのもりチャリティイベント レポート集(タイトルをクリックして下さい!)

その1 イベントの始まり(ご挨拶など)

その2 ひがしくるめ邦楽企画

その3 ほっとは〜と

その4 赤羽フォークソング倶楽部

その5 Sing&Swing歌う会

その6 ソリスト集

その7 モアレ・サクソフォン・アンサンブル

その8 展示の皆さん

その9 イベントの入り口(受付など)

その10  エンディングとリハーサル

その11  義援金のご報告

その12  動画集

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