翠清

2013年06月22日（土）13：45開演、みずのもりコンサート　東日本大震災復興支援チャリティ。ステージ編第1部「祈り　そして輝く笑顔へ」をお届け致します！

実行委員長の佐藤慎次様のご挨拶、ご後援および義援金の預け先である、日本赤十字社の東京都支部　東久留米赤十字奉仕団団長の竹内俊雄様よりご挨拶を頂きました。

東久留米地域福祉活動の会（佐藤様）←ここをクリック

東久留米市赤十字奉仕団（竹内様）←ここをクリック

1STの司会は、青木美帆でした。黙祷の後、コンサートプログラムへ。始めの演目はこどもたちによる演奏でした！

■三味線合奏　ひがしくるめ邦楽企画

1.「さくらくさくら」2.長唄童曲「桜と小鳥」3.長唄童曲「風吹くな」

こども達と、支える大人の皆さんとの合奏に、唄がはいります。唄の方が、曲の紹介もして下さって、さくらさくらなど、親しみやすいメロディを奏でて下さいました。代表の片山さんのお話しでは、こどもたちの意識が変わってくるのを感じていらっしゃるそうです。今回で、このチャリティへの参加は2回目です。1回目に参加したこどもたちが、何かを持ち帰って、その後の活動をしていく。それが、周りのこどもたちに伝わって、演奏することへの意識が高まってきたそうです。邦楽の演奏を、こどもたちの取り組みで聴くことは、周りの大人にとっても、意味のあることだと思います。未来ある響きが、イベントのオープニングにふさわしいものとなりました。

ひがしくるめ邦楽企画　サイト←ここをクリック

■続いて、このイベントの要でもある、被災地支援活動をしていらっしゃる、団体の皆さんの紹介をさせて頂きました。

まきくる（布ぞうりの制作／販売）

東久留米福島県人会

こちらの皆様より、クボタ様、ウツギ様に、お話しして頂きました（お名前の漢字を把握しておらず申し訳ございません）。こうしたコンサートイベントの中で、お話しをするということは、避けられる傾向にあります。けれども、チャリティイベントとして、必要な、言葉による被災地への思い。それは伝えるべきと思いました。熱心にお話しくださるお二人に、熱心に耳を傾けて下さるお客様の姿がありました。具体的な活動については、レポート　展示編←ここをクリック　をご覧下さい。

■フルートデュオ　佐藤 慎次　共演／石神 里佳 講師

1.遠くへ行きたい　佐藤ソロ　2.アニーローリー　フルートデュオ　3.エーデルワイス　フルートデュオ　4.花は咲く　石神講師ソロ

実行委員長の佐藤さん、フルートを吹く姿も、だいぶおなじみになったのではないでしょうか。今回は、ご指導の先生、石神先生とのデュオでのご出演でした。佐藤さんソロでは、あたたかいメロディを。先生とのデュオは、練習の賜物でしょうか、美しく柔らかなサウンドをご披露頂きました。ご存知の曲で、心に残ったかたも多くいらっしゃったのではと思います。最後は、石神先生に、復興支援ソング、花は咲く、を演奏して頂きました。この曲は、もちろん歌詞があるのですが、歌ってしまうと、胸がつまってしまう…そんな方もいらっしゃると思います。楽器ならではの、少し距離をおいた演奏は、優しくここちよく、だからこそ深く、祈りの気持ちを導けるような気がします。

■モアレサクソフォンアンサンブル

想いの届く日 (El dia que me quieras) 作曲／カルロス・ガルデル　編曲／啼鵬
along with you… 作・編曲／啼鵬

ソプラノ：大谷美友紀、原田実苗、アルトサックス：高野英一、尾形桃子、テナーサックス：尾形文哉、高橋久美、バリトンサックス：神尾健作、バスサックス：藤原光弥、パーカッション：深山徹麿

共演：ピアノ、バンドネオン　啼鵬

モアレさんは、福島で活動している、サクソフォンアンサンブルです。みずのもりコンサートは初回から参加、このイベントの心を支えて下さってきました。プログラムに書かれたメッセージです。
「震災から、２年と少したちました。福島は、風評被害や、避難者、原発など、まだまだたくさん問題は山積みですが、それはしかたありません。解決策はまだないのです。皆様、どうか復興を願うなら是非観光にいらしてください。そして現状を知っていただければ、と思います。本日は、啼鵬氏が震災のなか書いた曲を一緒に演奏します」

共演の啼鵬さんは、茨城出身の作曲家。2010年より放映された、NHKの連蔵ドラマ小説「てっぱん」で、葉加瀬太郎さんと共に、音楽を担当されていた方です。モアレさんのコンサートでは、楽曲を演奏されたり、指揮をされたり、長い間のご縁があるそうです。毎年、啼鵬さんの作・編曲された作品を演奏して頂いておりましたが、ついに！ご本人のご登場。演奏とあたたかいトークをして下さいました。そんなモアレさんの演奏は、心の繋がった、芯のある歌に感じました。いつも参加して下さることを、簡単なことではないと思っております。モアレさんは、福島から参加して下さる方、福島を訪れて練習・活動する方の集まり。この強い願いを、形にしていかなくてはと思います。皆様、どうぞご協力下さい。

モアレサクソフォンアンサンブル　サイト←ここをクリック

モアレさんの演奏で、第一部は終了です。第二部ほかもぜひご覧下さい！

■義援金のご報告←ここをクリック

■展示編←ここをクリック

■ステージ編2ST←ここをクリック

■ステージ編3STと終演後←ここをクリック