翠清

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レポート■まねっこおんがく~当日編

12月 5th, 2010 / suisei

翠清の初公演作品「まねっこおんがく きく・みる・うたう」~秋・冬編

2010年11月27日(土)11:30~ 練馬文化センター大ホール

主催:財団法人練馬区文化振興協会、練馬区演奏家協会

たくさんのちびっこたちが集まってくれました!!

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練馬区ではたびたび演奏をさせていただいていました。そんな中で、多くの皆様にご来場頂けましたことに、心から感謝申し上げます。

小道具制作は、入間市の沢田 勉さん

オーボエとサックスの衣装制作は、以前の作品でお世話になりました、「忘れものの森」のみなさん。また着ることができました!

心配していたお天気も良好●9:00にホール入り、9:30~10:30リハーサル、11:00開場、11:30開演。

乳幼児むけの60分公演です。この公演は、練馬区演奏家協会が、会員むけに企画募集をしまして、企画案が通ったので実現したものです。正直なところ、この年齢のちびっこちゃんに、60分公演は大変だなあと思っていたのですが、何とかまとめてみました。今まで、様々なシーンで仲間と経験してきたことが、ひとつにまとまりました。小道具の助けも重要、衣装もひとつの雰囲気づくりに欠かせないものでした。そして、“コンサート”であることが、私達の目標!安心して任せられるメンバーと取り組んだ作品でした。仕上げには、主催の皆さんに大変お世話になりました。本当にありがとうございました。

manekkokonmiho曲は、みなさんおなじみの童謡、唱歌を中心に。クラシックナンバーもいれました。

「まねっこ」ちいさなお子さまたちには、1曲を通してうたう、ということよりも、ことばや音の形などのパーツに興味があるのではと思いました。そのちいさな形を、くりかえしたり、それをからだで表現したりするなかで、自然に1曲を耳にできたら、と思っていました。願わくば、大人のみなさんが歌をくちずさんで下さるように…と。この願いは、すぐに叶いました。冒頭から、会場のパパママさんたちが、一緒に歌って下さいました!こちらのよびかけにも、みなさん応えてくださって、私達も元気いっぱい!

今回の構成は、歌い手がひとり。クラシックの声楽は、高い音域を歌います。座席にすわった大人のひとが、無理なく歌う音域よりは高くなります。そこで、ピアノひきが地声の音域で、ときどき一緒にうたいました。声楽と、語り&うた、というような2色で、アラフォーふたりが言葉担当です!manekkkokazukolyuそして、管楽器、わかもの二人。オーボエとサックスが、それぞれの個性を活かしつつ、よく合いました!manerekko3曲にあわせて、こものたちが次々に登場!さまざまなまねっこシーンでは、ちびっこたちからも、いろいろなことばがきこえて、一緒に音楽を「たいけん」。

さて、出演者をあらためて紹介。ソプラノ 土屋和子。二人のかわいい娘さんがいます。当日は、パパと一緒に見にきてくれましたね。お姉ちゃんが、本番前の楽屋にきて、「ママ、しらゆきひめみたい」って言ったそうで。そうですよね。普段は忙しいママ。下のおちびちゃんは、まだちいさくて、ママとピアノあわせに行ったときは、抱っこされていました。あかちゃんを抱っこしたままで、どんどん歌っていく、ママ強し!ほんとに凄いと思いました。manekkokazuko和子さんは、最後には月の杖をもった、月の精に変身したのですが、それは舞台での姿!

オーボエは青木美帆。manekkomihoねこのなきまねを、オーボエで、という無茶ぶりに、一生懸命練習してきてくれました。オペラ好きの彼女、こものたちを動かすときにも、女優ぶりを発揮、いろいろと工夫して作品をつくってくれました。こうした作品では、演奏以外の動きも重要です。それらもしっかり管理、よくリードしてくれました。オーボエの音色、声楽とならぶ、もうひとつの歌い手でもあったと思います。

まだまだ隠れた魅力いっぱいのみほちゃんです。manekko002ブーツがなんともかわいい。。

manekkokonサックスは、近藤敬行。今回の衣装は、以前の作品で制作、その時に着てくれたものです。王子スタイルがぴったりのこんちゃん。この衣装を再び着るかは、こんちゃんのYES、NO次第だったのですが(笑)、YESといわせられ、他のメンバーが衣装を決定。

ところがつくっていくうちに、この王子は、ちびたいこをたたき、うさぎのおどりもやって、何ともかわいい王子となりました♪ もちろん、演奏もばっちり。彼の美しい音は、こうしたアンサンブル作品で、抜群の表現力を発揮します。深い歌と共に、背景ともなる存在感です。manekkolyuピアノは藤光直美。今回は、語りも担当、ピンマイクをつけていただいたので、自由に歩きまわってのパフォーマンスとなりました。ラストシーンで、会場内の照明転換があるのですが、暗くなっていくところ、照明さんが、わざわざピアノに当てて下さいました。そういうひとつずつの心遣いが嬉しかったです。アンサンブルピアノは、表にも裏にも変化できます。口が空いていれば、語りもできる!

ところで、今回の写真撮影(当日)は、編曲担当LYUの弟くんです。3人の男の子のパパなのです。パパのホームビデオと、写真撮影で、あったかい記録ができました。妹の子と合わせて(失礼!)4人の甥っ子のいるLYUです。この子たちがいたからできあがった作品です。ありがとうね♪♪♪♪

さて、まねっこおんがく。

公演後は、ロビーでみなさまにごあいさつ。4人で並んでお見送りをさせて頂きました。大きな会場でしたから、遠くからみていたお子様もいらしたと思います。ちょっと距離が近くなったでしょうか。

沢山のちびっこちゃんと握手したり、写真をとったり。みんなかわいく手を振ってくれましたね。

お父さん、お母さん、おとなのみなさんも、お集まりくださってありがとうございました。

この公演は、これからも、いろいろな場で演じていきたいと思っております。またの出会いを楽しみにしております。

この日、一緒にまねっこしてくれた皆さんの、健やかな成長を願っております。ありがとうございました!

レポート、前日編もぜひ、ご覧下さいませ!

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