翠清

番外編レポート…例えば　会場入り前のスタッフは？→

「折りたたみ傘が入らない・・・」荷物がいっぱいなのだ。

朝6時前、怪しい曇り空だ、でも現地は暖かいようだし、駅から出ないので置いていくか。

3月18日午前11時から翠清のオーボエ奏者美帆嬢が、銀杏の森四重奏団の皆さんとのアンサンブルに出演することになり、応援と撮影係を兼ねて出かけることになった。

行き先は、伊豆急行の伊豆高原駅。駅からどくらいの距離かというと0分！つまり駅構内でのコンサート、駅コンなのだ。

伊豆まで行っての機材トラブルは避けたいので、予備も含めて広角から望遠までのレンズ、カメラボディを2セット、ストロボ1台。ビデオカメラ1台と予備のコンデジを1台、三脚は1.8ｍまで伸びるものを準備した。
おっと録音用のレコーダーも忘れないように！

肩に食い込むカメラバックを担いで最寄りの駅まで歩くこと13分、「はぁ、はぁ、は～ぁ」いや～いい運動になりました（汗）。

駅コンの撮影は初めてだけど、ビデオは三脚に据えてまわしっ放しでその間にスチル撮影で走り回ることになるだろうと予想をたてる。みずのもりコンサートのパターンをイメージ。

構内放送が演奏と混ざるのは仕方がないけれど出来るだけ近い方がいい。若しくは指向性の強い外部マイクが必要かな。

ステージと観客席の位置関係はどうだろうか。 少しでも離れていて、ステージが高く客席が低くなっていると理想的なのだが果たして。

近すぎると演奏者の足元とステージに近いお客さんの頭がかぶってしまい、綺麗な絵にならないのだ・・・と、ああでもないこうでもないと、想像を巡らせていたら東京駅の新幹線発ホームに着いた。

辺りをキョロキョロ見渡すと向こうから黒ずくめの美人（ヨイショ！）が近づいてきた。そう、LYUさんも会場スタッフとして現地入りするため同行することになったのだ。

乗り込む前に朝飯を調達、う～ん、何 でサンドイッチが600～700円もするのかなあ！　新幹線ホームの売店は高いから改札に入る前にコンビニで調達しよう。

ゆっくりと滑り出した「こだま635号」の車内で早速今日の打ち合わせに入る。分刻みの詳細なスケジュール作成はLYUさんお得意のところ。

丁寧に説明してくれているのにこちらの寝ぼけた頭では中々イメージが浮かばない、困ったもんだ。

午前と午後の2ステージ、同じ演奏なので1ステージ目での反省を踏まえて2ステージ目に入れるのがありがたい。しかし現場を見ていないというのはいくら想像しても落ち着かないものだ。
追われている時の時間は短く感じる。あっという間に熱海に着いてしまった。

ここから伊豆急行リゾート21黒船電車に乗り換える。真っ黒な車両に乗り込むと、ん？この変わった向きの座席は？？、「海向きパノラマシート」というのだそうで車両の中央の座席がアーチ状に海側を向いている
。
この他にも色々と観光用に車両に手が加えられている。これ鉄マニアにはたまらないのではないか。伊豆急頑張るなあ。

こちらは観光気分ではないのでなんだかもったいない。おや、窓の外が何やら霞んできた。海がハッキリ見えないと思っていたら、ポツリポツリと雨が落ちてきた・・・。おいおい雨かよ。

昨年9月の武蔵藤沢の武蔵ホールでの様子が浮かんできた。確か木管楽器のオーボエは湿気に弱いとか・・・。青木さん大丈夫かなあ 。

ついに到着！　おうっ、ステージの真っ赤なカーペットが目に入った。さあいよいよお仕事モードスイッチオン！（投稿：Zof）

メインレポートはこちら→レポート■伊豆急行さくらまつり　銀杏の森四重奏団さんと共演