翠清

総合表現団体

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◆◆ レポート■ものづくり共演!めるへん社写真スタジオコンサート

3月 22nd, 2012 / suisei

先にお知らせした通り、今回の投稿はzofさんにも加わっていただきます!

まずは zofさんから!!

「この天井高だったら良い響きがするだろうなぁ・・・・」

2012年2月23日(木)この小さな夢が実現しました。 私が勤務する 株式会社めるへん社 の写真スタジオにて初のスタジオコンサートを開催しました。と言っても私のつたないサックスの演奏を聴いて頂くのではなく、プロの演奏家を招いての演奏です。

演奏の様子はこちらから “♪ 青春の輝き”

 以前、総合表現団体「翠清」、アーティスト集団の主宰をされている藤光直美さんのピアノ演奏を聴く機会があり、その多才な表現力と巧みなMCに引き込まれ、演奏があればお伺いしていました。最近は、活動のお手伝いにも時々参加させてもらっています。そんなご縁の中で演奏をお願いした次第です。

弊社はJR国立駅から徒歩7分ほどのところにある学校写真アルバムを制作している会社で、DPEのできる店舗が併設されています。今回はその店舗の奥にある写真スタジオでのコンサート。弊社でも初めての試みです。

出張演奏の経験豊富な翠清さんも写真スタジオでの演奏は初めてとのことで楽しみにされていたそうです。

写真スタジオはコンクリート造の建物で天井高は4.7Mほどあります。天井から大型の照明器具を吊っているので一般の写真スタジオでも最低3Mくらいの天井高が必要なのですが、弊社の場合、2Fの床(スタジオ天井)に設けられたハッチから真俯瞰・斜俯瞰の撮影ができるようになっています。密閉空間ですので排煙用の窓がありますが、少しでも遮音性能を上げるために一時的にベニヤ板で塞ぐことにしました。この窓が問題で天井ぎりぎりの位置にあるため、一般の脚立では最大に伸ばしても届きません。蛍光灯を交換する時は命がけです(本当!)。

さてどうしたものかと考えあぐねた末、ついに工事現場で使う足場を組んでしまいました(笑)。 演奏終了後にベニヤ板は撤去しましたが、そのまま放置しているのが知られると消防署が飛んでくるでしょう。

お隣さんには、事前に音量面でご迷惑をおかけする旨のご挨拶をしておきました。

写真スタジオですの七五三や成人式の撮影に使う照明は常備されており、大型のスポットライトも使えます。蛍光灯もありますが、まさかコンサートで使う訳にはいかないですよね。雰囲気が壊れちゃう。

藤光さんと打ち合わせの段階で、譜面用の手元照明が欲しいということでしたので、天井から吊れる小型のスポットライトを突貫工事で製作しました。

観覧対象は20数名の社員とパートですが、計画当初各自のデスクチェアをガチャガチャと運ぶ予定でした。しかし他にもっとスマートな座席が無いかと考えていたところ“ひな段”がありました。これは集合写真撮影時に、2列3列と並んでもらう為の組立型の踏み台で私たちの商売道具のひとつです。

次に演奏者の控え室を用意しなければなりません。幸いスタジオなのでメイクルームがありますが2人では狭い。で、隣の“暗い個室”を用意しました。そう、赤色安全光のモノクロ暗室です。もう設置してある写真館は無いかもしれませんね。

スタジオ撮影の時は、撮影の種類によって背景のバック紙を替えることができます。この提案を藤光さんにお話したところ、前半が終わった頃にオレンジからすみれ色に変えましょう、ということになりました。

1 曲以外はモデリングランプを常時点灯させ、スタジオの柔らかい雰囲気の中でのコンサートとなりました。

演奏は前半・後半で合わせて約45分、8曲ほどでクラシック、ポップス、ジャズを取り混ぜて、演奏してもらいました。クラシックでは非常に透明感のある近藤さんのサックスは、マウスピ-スの交換でがらっとジャズ色に変化! 幻想即興曲+童謡バージョンは藤光さんの華麗なテクニックが輝いていました。

しかしながらすべてが万事上手くいった訳ではありません。藤光さんには事前に下見に来ていただいたのですが、音響チェックまでの時間が取れず、サキソフォーンと電子ピアノのバランスが若干崩れたこと。スタジオの規模から今回は見送ったのですが、アンプは必要だったかな、と準備側の課題が残りました

それでも皆さんが喜んでくれたことが何より嬉しかったですね。今まで誰もやったことが無い企画、成功したことにしましょう!

最後にサプライズ!

何とカメラマンでもある弊社社長自ら、お2人に感謝の気持ちを込めてと、ポ-トレートの撮影をすることに! めるへん社からのお礼でした

サクソフォーンの近藤敬行さん、電子ピアノの藤光直美さん、素敵な演奏をありがとうございました。また次の機会に!(投稿:めるへん社 zof)

…というわけで、行ってまいりました。遊YUHです。

様々な機会に恵まれてまいりましたが、今回の試みは、とても興味深いものでした。社長さんがおっしゃっていたことば。「私たちも ものづくりをしているので、わかるんですよね…」心の糸がつながったような空間でした。心から、感謝しております。

ポートレート撮影は、「こっちで撮るから…」と社長さんが動いてからのスタッフさんの連携が素晴らしく、あれよあれよという間に、全てが整い、いわれるままに、写真に納まりました!

さて、2枚の写真、どちらがよいかしら???

宣材、でしたら右のですけれどね。

プロの仕事、それを感じ、私たちも精一杯させて頂いた一日でした。ありがとうございました。(投稿:Lyu)

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