Forget Me Nots わすれなぐさに託すこと
4月 18th, 2011 / suisei
忘れないために、何かをしていかなくては。
そんな思いで、動いてまいりました。忘れてはいけないものは、数多くあり。でも、一番忘れてはいけないことは、あの日から始まった、心の変化ではないでしょうか。
そして、それをとどめておくために、かたちをつくりました。とても漠然としていましたが、皆さんへのよびかけ、という形を、まずは表しました。その言葉を繰り返し、自らにも発しているうちに、それは変化してまいりました。
忘れないために。その言葉は、時に苦しくなるときがある。それを感じてきました。
忘れないようにしよう、そう思う人の傍らには、必ず、忘れたい人がいる。その両方を複雑に抱える人がいる。
…そこで、小さな花の助けを借りました。
「私をわすれないで」
私、とは誰であるか、何であるか、それは様々だと思います。
けれど、そう発する声に、動く感性をもちたいと思います。受け止められる力を得るためには、大きな力が必要です。
強くなりたいけれど、できない自分もいる。そんなひとつひとつの小さな力が、支えあって、十分な力となりますように。