レポート■にじいろのリボン♪金子小学校成人教育部さんでのコンサート
2月 8th, 2011 / suisei
2011年1月21日(金)10:00すぎから。入間市金子小学校の成人教育部の皆さんの企画内で、1時間ほどのコンサートを致しました。今年初めの演奏はこちら。会場は、入間市金子公民館ホール。NPO法人入間市文化創造ネットワーク(アミーゴネット)のアウトリーチ事業としての参加です!
演奏は Talk Music Talk として。ソプラノ 土屋和子・ピアノ 藤光直美。フルートの鈴木菜穂子さんに参加して頂いて、華やかな姿に。作品は「にじいろのリボン」新春に、皆さんの笑顔に囲まれて、さわやかにお届けできました。アミーゴの事務局長さんも、かけつけて下さって、勇気100倍♪
年末から年明けには、寒さが強くなりました。雨も降らず、乾燥もつよいなか、それでも晴れた日にはほっとしたり。
そんな中で、インフルエンザが流行。この日の開催も危ぶまれたそうですが、皆さんの想いで無事に開かれました。幸い、私達は元気に訪れることができました。
成人教育部さんとは、小学生の保護者の皆さんの集まりで、「家庭教育学級講座」というものを開いて、様々な勉強をされています。講演会や、鑑賞会などを通じて、活動をされています。今年のテーマは、「子どもと共に育もう、心の豊かさ たくましさ」とのこと。今回は、その講座の最終回で、校長先生のご挨拶、閉校式などと共に行われました。(翠清では、以前に朝霞の小学校でもこうしたコンサートに参加しております。)
さて、私達も、講師という立場からの演奏ですが、そこは普段通り、精一杯のパフォーマンスをお届けすることで、何かをお伝えしたいと思って準備しました。今回は「にじいろのリボン」というタイトルで、プログラム構成をした作品です。
日々のことに追われ、お忙しい毎日のお母様方。年末も年始も、あっという間に過ぎて、一息といったところでしょうか、そんな時に、明るい光のような、夢一杯の音楽をお届けしたかったのでした。打ち合わせの時の、役員さんのあたたかい雰囲気から、そんなことを思いました。
インフルエンザの影響で、20名ほどの参加者でしたが、皆さん笑顔一杯!役員の方もとても一生懸命に動いておられて、私達も集中して演奏できました♪
にじいろと、花をテーマに進行します。
ドレスも花のイメージ??ピンクのふわふわはなびら、グリーンの輝く葉、支える茶色の枝??
ステージに花かごを置き、一本ずつバラの花を飾っていきました。
そう、にじいろ、赤橙黄緑青藍紫。この七色をサブテーマに。これらの色をイメージした曲を並べていきます。その進行にそって、花がひとつずつ増えていきます。花は、役員さんお二人に、飾って頂きました!
トリオですが、デュオ、ソロを含めて演奏。スタンダード、ポップス、クラシックを交えて。翠清お得意です♪お母さま方からのリクエストもありました。
色との関連は、トークでもフォロー(ちょっと頑張ったりして…)そう、Talk Music Talk、おしゃべりも華やかに。
鈴木さんは、昨年夜のライブで演奏して頂きましたが、今回は大人っぽさと、可愛らしさの両方を感じました!トークもしっかりとポイントをおさえて、落ち着いた声でなめらか。タイスの瞑想曲(紫)、熊蜂の飛行(黄)など。ポップスもアドリブいっぱいに。金色のフルートで、鮮やかに演奏!
和子さんは、なんと金子小学校出身、中学も金子中学校♪正に地元!!お母さん方の中にも、偶然お友達がいらっしゃったりして。公民館のすぐ近くの実家に、娘さんを預けての演奏。ほんわか、嬉しい企画でしたね。声は明るく輝いて、ロッシーニの Una Voce (橙)などを含めて。英語曲も、頑張りました。
そういえば、このロッシーニ、最後に高いドの音がでます。とにかく 華やかなフレーズで、ころころ、高い音も満載なのですが、ラストワン!立派にドを歌い終わった瞬間、お母さんにだっこされた子どもさんが、「あ~ん!!!」大きな声で泣き始めました!声にびっくりしちゃったのかしら??お子さんが泣いてしまうことは自然で、そういったことは度々あるのですが、こんなグッドタイミングで一声!は初めて。6分ほどの長い曲中、泣いてはいなかったのですよ~ そのかわいさに、思わず笑ってしまいました。びっくりするよねえ。
藤光は、アミーゴネットの理事でもありまして。打ち合わせなど担当させて頂きました。今日はトークは二人にまかせて、ちょっと安心。ソロは、ショパンの黒鍵(青)。ピアノが良い状態で、気持ちよく音色をイメージできました♪
さて、寒いなか、ずっと座って聴いていただくだけではなく、ここは一緒に歌いましょう。と、いうわけで、おなじみ、ドレミの歌を皆さんと歌いました。ドレミファソラシ、そう音階は7つの音でつくられています。よくできてますねえ。七色です!
そこで、七つの色と、花言葉をあわせて、替え歌をつくりました。オリジナルのドレミの歌の中に、替え歌「にじいろの花束」を挿入。
「赤いバラは 情熱…紫 すみれは誠実に にじいろの花束~」こんな具合です。けっこう上手にできました(笑)
メインはやはり「虹の彼方に」かしら。トリオでお届けしました。子どもさんへの想い、夢や希望、憧れ。音楽はそういう気持ちを、ひきだしてくれるもの。花かごもにじいろに完成しました。
私たちも、本物の花束を頂き、華やかにして頂きました。
後日、感想文も送っていただきましたが、それぞれの楽器に触れて下さった、心あたたまる言葉が綴られていました。私達にとっても、心豊かにしていただけた一日でした。金子小学校の皆様、どうもありがとうございました!
金子公民館の方にもお世話になりました。明るいステージになるように、ご協力頂きました。ありがとうございました。
アミーゴの事務局長 Hさんも、コンサート前からかけつけて下さって、最後まで見守って下さいました。お茶を用意しに走りに行って下さって、そういったひとつひとつのことが、とっても嬉しい力です。安心して臨めました♪
皆さんにとってのにじいろ、どんな形があるのでしょう。
これからも、時々、振り返っていきたいです。赤色は?黄色は? そんな問いも、楽しいものです★